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受講生の声

Coda schoolは、
自発的に行動しつつ、
研究者同士で切磋琢磨していく環境。

S・T高校2年|建築・歴史学

城郭・寺院建築への好奇心をきっかけに京町屋の研究へ。
“好き”という熱量をCoda schoolで研究に注ぐ。

Q.Coda schoolに入る前、元々どういう興味関心がありましたか?
A.小学生の時から日本の城や伝統的な建築が好きでした。本を読んだり、観光で実際に現地に行ってみたりしていました。でも、好きなことの深め方はそこまでの選択肢がなく、自分の手元にあるもの以外で深める機会を求めていました。
Q.Coda schoolを知ったときはどういう印象でしたか?
A.最初は「集中講座」という形で、実際に京都に訪れ、3日間研究をするという機会を知りました。学校で探究の機会はありましたが、研究をするのは自分にとって新しい経験だな、という印象でした。また、京都の建築に興味があったので、現地に赴き研究できることへの興味も大きかったです。
Q.Coda schoolの本科生として研究を続けようと思った理由は?
A.夏休みの「集中講座」は3日間と期間が短かったので、もっと長い時間をかければ、自分の興味あることをもっと深められるんじゃないかなと思いました。「集中講座」で自分の研究したいことが見つかったので、それは長く時間をかけた方が、自分のやりたいことは叶えられそうという思いがありました。
Q.研究に取り組む中で、どんな楽しさや難しさがありますか?
A.自分で論文を書き終わって読み返してみると、結構な分量書いてたんだなって、振り返って実感する達成感が楽しさに繋がっています。一方で、自分の求めている先行研究や一次資料を探すために、結構な分量の論文を読むんです。読んだ上で、自分にとって重要な部分もあれば、別に重要じゃなかったってなる部分もあって、地道に読む・探すのは大変なときもありました。
Q.研究活動を通じて、学んだことは何ですか?
A.自分の研究を続けていくと、本や論文から知識を得るなかで、インプットできることや考えられることが自然と増えているような新鮮な感覚がありました。研究する前は、ただ本を読んで情報を知るだけだったので、知識が断片的で得られるものが少なかったように感じます。今は、読んだだけでは気づけなかったことに、自分で考えを組み立てることで、得られているような気がします。
Q.学校の授業などで、自分の変化を感じる瞬間はありましたか?
A.学校でレポート課題が出された時に、分かりやすく構成立てて書けるようになったかなって感じます。また、やみくもに書くのではなく、どういうことについて、どういう視点を持って書けばいいのか、みたいなことをまず考えてから取り組むようになったところがあります。
Q.今後、Coda schoolでどんなことに挑戦していきたいですか?
A.中学・高校と研究を続けてきたので、最後まで継続していき、最終的には大学の入試や大学に入ってからも、自分がどういう研究をしているのかをしっかり伝えられるようになりたいと思います。

【保護者様の目線】
Coda schoolは、学校でもなく、塾でもなく、家庭でもない、
自分の世界を描ける子どもにとっての“居場所”

Q.Coda schoolを知る前、お子様の育て方でどんなことを考えていましたか?

A.本人がお城や歴史に興味を持ったのは小学校1年生の頃からで。そこから京都に住みたいっていうのをもう小学校5、6年から言っていたんですね。私自身は、お城や歴史に全く興味がなかったので。城郭検定やお城エキスポなど、見つけられる機会を本人に紹介するくらいで、あとは本人が主体的に調べてやりたいと思うことを尊重するスタンスでした。

Q.Coda schoolに惹かれたポイントとは?

A.シンプルに本人が京都に行きたいっていうのが前提だったので、「なんか京都で研究できるらしいよ」っていうので、本人に紹介したのがきっかけでした。また私自身、本人の興味関心に対して小学生の頃は付き合えたものの、中学生になって本人の情熱やこだわりが出てくると、私にはよくわからないっていう感じで。きっと学校でも話ができる相手っていないだろうなと思っていました。なので、Coda schoolの大学生たちが、本人の興味あることの話し相手になってくれることに価値を感じていました。 

Q.お子様がCoda schoolで研究に取り組む姿勢はどのように映っていますか?

A.ずっと机に向かっているので、正直よくわからなくて。(笑)でも「今日はCodaやらないと」って日は集中して頑張っている時もあるので、協働する講師の方と決めた約束に向けて、時間をかけてるんだろうなと思います。思春期なんだなっていうので、家では言葉数がどんどん減っていて。本当に難しい時期を、講師の方が根気強く話を聞いてくださって。だから、話せる場所が家庭ではないけど、外にあるということが、一つ安心につながっています。

Q.Coda schoolがお子様に取ってどんな機会になっていって欲しいですか?

A.やっぱり「一つやりきる」、自分の中で形になるっていうことで、自信を持てるっていうことが一つですね。ちょっと言葉で伝えるのが苦手だからこそ、好きなものとかだけはやっぱりちゃんと自分で伝えられるようになってほしいなっていうのはすごく常々思っているところです。今取り組んでいる分野に関しては、どこに行っても伝えられる、話せる、自分のストーリーみたいな形で持てるといいのかなって思うので。本当に数年かけて、財産になるかなって思っています。

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