本科カリキュラム

Coda schoolでは、2年間のカリキュラムを通じて、小中高生が一人の「研究者」になることを目指します。

<セメスター制の導入>
1年間を2つの学期に分け、月に2回のゼミ活動を行います。
前期(第1・3セメスター)は4月~7月、後期(第1・3セメスター)は10月~1月です。

*RQ(リサーチクエスチョン)とは
研究における問いであり、研究活動を通して探究する「研究課題」のことです。
良い研究をするためには、良いRQの設定が必要となります。
*特別推薦対策特講
大学・高等学校での、総合型選抜・特色選抜入試・自己推薦入試等の対策を行います。
研究ポスター・研究論文を研究成果物として提出し、Coda schoolでの自身の研究活動を語ることで、特別推薦型の入試に対応します。
*追加科目
必修/選択科目の他に、追加で受講できる科目群。研究の進捗、受講生の要望に合わせて受講することができます。
*集中講座
春休みと夏休みに3日間の集中講座を実施します。

 


学び方 ➀
付箋を使った興味関心の言語化

Coda schoolでは、「KJ法」という発想法を用いて、それぞれの興味関心を探索します。
「KJ法」とは、文化人類学者の川喜田二郎が発表した研究方法です。

  1. ブレインストーミング法で得た情報を付箋などに書く
  2. 同じ系統の付箋をグループ化する
  3. 同じ系統に分類されたデータを整理してラベリングする
  4. ラベルごとの関係性を図解化し、文章にまとめアイデアを発想する

人は、必ず何かに興味関心があります。しかし、小中高生の段階では、
・何に興味があるのかが分からない
・興味関心はあっても、それを言語化して伝えることが難しい
・自分自身が考えている1つ1つの関係性が理解できていない
などが障壁となり、自分自身の興味関心を明確に表明することが簡単ではありません。

そこで、「KJ法」を通じて、自分でも気づけなかった新しい視点や、自分自身の関心の矛先に気づくことができます
そうした気づきを文章に書くことにより、自身の想いや興味を言語化することができるようになります。

学び方 ➁
プロが書いた論文に挑戦する

自分自身の興味関心が分かれば、その分野に関する研究を調べて、実際に論文を読みます

「論文を読む」と聞くと難しく感じるかも知れませんが、いざ挑戦してみると意外と読めるものです。
というのもCoda schoolでは、小中高生が論文を完璧に理解することを求めていません。
もっとも、プロの研究者であっても、自分の専門分野以外の高度な内容は分かりません。
研究のプロが書いた論文を小中高生が読み、その内容を理解しようとするその「プロセス」に価値があります。

学び方 ➂
良い問いが良い研究を作る

研究には手順があります。
まず、自身の興味関心から研究テーマを決め、明らかにしたい問いである「リサーチクエスチョン」を設定します。
良い研究をするためには、良い問いを立てることが重要です。

そして、良い問いを作るためには、今までの研究がどこまで明らかにしてきたかを学ぶ必要があります。
これを先行研究の調査と言います。
そして、先人たちの積み上げてきたものを学び、その上で自らが明らかにしたいことは何かを考え、リサーチクエスチョンを設定します。

その問いに答えるためには、
・どのような対象を研究すればいいのか
・どのような調査方法が適切なのか
・どのように分析すれば明らかになるのか
ということを吟味し、研究の計画を立てます。
研究計画ができれば、それを順番に実践し、明らかになった結果を研究ポスターや論文という形でまとめていきます

そして、研究成果を他者に発表し、指摘やフィードバックをもらうことで、自分だけでは気づけなかった観点・視点を得ることができ、それによって研究はより深く、より精細になっていきます。

このような手順を繰り返すことが研究です。

学び方 ➃
大学・学会での研究発表の機会も

Coda school は、小中高生が研究を通して、自らの意見を自由に表現できる社会の実現を目指しています
そこで私たちは、小中高生が研究成果を大学や学会で発表する機会を提供しています。

これまでに、同志社大学、早稲田大学、龍谷大学で、小中高生が研究発表を行いました。
学会での発表の機会は、小中高生たちにとって、大変貴重な経験となります。
発表によって、年齢に関係なく、自分たちの研究の価値を認識し、学問的なコミュニティと対話を始めることができます。

学会発表は、小さな研究者たちの研究を社会に発表できる素晴らしいチャンスです。
この経験によって、小中高生は研究者としての次の一歩を踏み出します。

▲日本ソーシャル・イノベーション学会 第6回年次大会での様子 @早稲田大学

 


2年間のスケジュール

Coda schoolは、大学院と同じように2学期制で研究を進めます。学期の途中からの受講も可能です。

学期期間備考
第1セメスター4月〜7月7月に研究計画発表
第2セメスター10月〜1月1月に第1次中間発表
第3セメスター4月〜7月7月に第2次中間発表
第4セメスター10月〜1月1月に論文審査会

※春休み(3月)と夏休み(8月)には、3日間の集中講座を実施します。
※日程・時間等は決定しだい、ホームページと各種SNSにてお知らせいたします。

 


修了要件

⒈ Coda school本科に2年以上在学すること(休学期間は含まない)。
⒉ 各セメスターにおける必修科目を修了すること。
⒊ 論文を提出し、論文審査会に合格すること。

※Coda school本科を修了した者には、修了証を授与します。

 

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